ニックネーム:樹木医738号
性別:男
年齢:1953年生まれ
都道府県:大阪府
豊中市在住のフリー樹木医ケルテス樹芸HP

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2010年02月09日(火)
フサアカシア

 いわゆる特殊伐採なる概念を考えた場合、その事例で主流を占めているのが送電線や配電線に関わる支障木や支障枝の剪定や伐採かもしれません。

 フサアカシアの送電線支障枝伐採の現場を撮影しました。
同樹は生育が著しく早いので西日本で多く使用されている先駆樹的緑化樹です。
豪州産のマメ科常緑樹で、炭鉱のボタ山早期緑化を目的に導入されたとされています。地中鉱物が地表にあらわれたので鉱物の酸化が最優先とされ、不毛の地となった土壌に耐えて生育できたのは唯一マメ科の外来種だった…、とゆ〜わけのようです。

 生育旺盛、根萌芽旺盛の同樹を線下にひかえる送電線の隔絶距離を確保するために樹高を抑える地道な伐採作業が続いている、のです。

 樹上の作業者は、若きホープのゴトウ君です。
斯界に身を投じて2年余、躍進めざましい後輩(高校の)でゴザイマス(^^

 撮影  2010/2/9 兵庫県下某市にて




 
2010-02-09 21:19 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2010年02月05日(金)
トウネズミモチ(後日譚)

 件の(2010/1/6)の倒木トウネズミモチの後日譚です。

 その後、すべてのトウネズミモチが伐採撤去されました。
危険木との判断をされたのでしょう、撤去された行政担当者の判断は正鵠を得ていると思います。

 人目にはつきにくい場所、本数が少なかったこと等の条件が揃っていたのでしょう。
街路樹等、都会の樹木においては、いつの日か更新されることが必然的に存在していることを行政側も住民側も承知しておくべきだと私は考えております、ハイ…


 撮影 2020/2/5 大阪市淀川区にて


2010-02-05 22:10 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2010年02月04日(木)
ヒマラヤスギ

 ヒマラヤスギ群を伐採しました。

 とある都会の街中にある細長い大きな公園です。
その歴史等を考えれば、樹齢は60年前後だと推定しました。
果たしてその切り株から数えた年輪は55±5でした(^^

 その地が終戦後に、空襲跡地を利用して連絡用小型飛行機の飛行場に急造されたことは知っていました。
だから推定60年としたのでした。

 後で調べると、公園開設は1955年とのこと。
その年輪と公園沿革とは見事に合致いたします。

 関西ではヒマラヤスギの植栽ブームといわれる時期があったようです。
学校や西洋風個人邸に広く植栽されたと思われます。戦後復興のシンボルのような樹種のひとつがこのヒマラヤスギだったようにも思えるのです(-\^

 その記念碑的樹木群を伐採してしまいました。
せめて、その来歴をここに記してお許しをいただきます…

 
 撮影 2010/2/4  某市の某公園にて



2010-02-04 21:28 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2010年02月03日(水)
ナギイカダ
 1/8にナギを上梓しましたが、その続編?でナギイカダです(^^

 ユリ科の常緑低木で、葉がナギに似ており、花がハナイカダのように葉の中央に咲くのでナギイカダ…、とは実にわかりやすい和名でゴザイマス。ちなみに生まれは南欧とのこと。

 葉に見えるのは実は枝で、先端は棘状でトテモトテモ痛いのです。
極陰樹であり縁の下でも生育可能です。痛い&日陰OKとゆ〜ことからその使用を再考してもイイでしょう。
例えば、立入禁止地区とか野良猫退治とかペット放尿防止とか。
その痛さはヒイラギの比ではありませぬ。節分のヒイラギに代わってナギイカダで鬼退治にも使えるかも(^^

 天童よしみの歌に「花筏」がありますが、続いて「梛筏」もイイんじゃないでしょうか。

     ♪わたし、日陰に耐えるナギイカダぁ…♪ ってかぁ(^^


 撮影 2010/2/3 節分の日に箕面市にて

2010-02-03 21:11 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2010年02月01日(月)
ソテツ

 堺市の妙国寺にある国指定天然記念物「妙国寺のソテツ」です。

 「平成の大治療」と言える規模の治療が始まっています。
その経過説明と研修を兼ねた会合が開催されました。
治療を担当するのは我々大阪在住の樹木医が参加している「NPOおおさか緑と樹木の診断協会」です。
熱心な同僚が多く集まり、担当係りからの説明がありました。

 このソテツは推定樹齢1100年という植物としての価値はもちろんですが、その社会的存在価値も重要であり、それが国指定の天然記念物であると理解すべきだと思われます。

 すなわち、
@信長が安土城に強制移植をしたが、夜な夜な「堺へ帰ろう」とソテツが泣いた伝説
A本能寺の変のとき、家康が同寺に投宿しており、三河へ逃避行をしたこと
B大坂の陣で堺が焼け払われてもソテツは残存したこと
C明治維新時、境内で土佐藩藩士の大量切腹があったこと(「堺事件」)
D堺大空襲(1945/7/10)に遭遇してもソテツは残存したこと

 
 撮影 2010/1/30 堺市材木町にて

2010-02-01 14:07 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2010年01月31日(日)
クマノミズキ(続)

 クマノミズキの伐り口です。

 やや傾斜していたので、チルホールを使いました。
したがって、ツルがやや変形しております。

 かつての教科書である『図説樹木学 落葉広葉樹編』でクマノミズキとミズキを復習してみました。
時空は35年前に戻ります(^^

 ●クマノミズキ 
 心材は紅かっ色、辺材は淡黄黄色であるが、その区別は明らかでない。
 ●ミズキ
 心材・辺材の区別はなく、白色ないし灰かっ色。

 なんとゆ〜ことでしょう。
クマノミズキの材の紹介そのとうりではありませんか(^^


 (特記)
 樹木学関連の学徒ならびに樹木医等関連試験受験予定の諸兄へ。
ミズキとクマノミズキの相違比較は試験に出しやすい項目でゴザイマス。外観の違いについては陳腐ですが、材の違いについてはあまり言及されていないように思えます。よしなに(^^

撮影 2010/1/31 同所にて


2010-01-31 21:02 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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クマノミズキ

 熊野水軍…じゃぁなかった、熊野水木デス(^^

 クマノミズキは大阪府北部では箕面の山中の路傍に多い落葉樹です。このたび、エドヒガン(だと思われるサクラ)と競合していると判断されて伐採されることになりました。

   湿気ある谷間の陽樹…
   充分な陽光を要す……
 
 とゆ〜記述を図鑑で読み取ることができました。
ゴメンネ、クマノミズキちゃん(-\^


 撮影 2010/1/31 大阪府池田市にて

2010-01-31 20:51 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2010年01月29日(金)
ヤマザクラ(余話の余話)

 ヤマザクラ「よわのよわ」デス(^^

 件の曲がったバチヅルを万力で矯正してさらに使ってみますた。
バチ側のさらなる変形は想定内でしたが、なんとツル側も変形してしまいますた。

 うぅ〜ん、コレはNGですね(-\-
併用している黄色バチヅルは今のところ頑丈そのものです。

 調べてみると、黄色のバチヅルはトンボ工業(株)社製の1.5Kgです。
コレはなかなかヨロシイ(^^
しかし、赤色バチヅルは製造会社不明なれど「ナマクラ」ではないかと推測されました。

 ヤマザクラ植穴堀り終了までアト少しでゴザイマス(^^

 撮影 2010/1/29 京都市にて

2010-01-29 21:59 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2010年01月28日(木)
ヤマザクラ(余話)

 ヤマザクラ植栽に向けて、植え穴堀りの作業が続いています。

 そこで、道具考です(^^
各種道具を試行してみましたが、結果として中型バチヅルと小型剣先スコップのセットが使い勝手がよく、かつ効率がイイことがわかりました。

 バチ鍬とツルハシを融合したモノがバチヅル。十字鍬とも呼称されるようですが、専門的なものではなくフツーの金物屋で販売されているいわゆるツルハシです。

 ところが新品2日目にして先が曲がってしまいました(-\^
@それほど、土の具合が悪いという証拠?
Aいや、使い方が悪いから?
Bそれは、粗悪製品だから?

 実はメーカーの違う新品二品を別々の店で購入しています。
どうやら、原因はBのようです(^^
国産と輸入品の違いではないかと推測されます。

 過酷な現場では道具の選択が重要である…、という当たり前のことを再確認したのでゴザイマス(トホホ)

  「たかがバチヅルされどバチヅル未練あり…」



 撮影 2010/1/27

2010-01-28 09:35 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2010年01月23日(土)
ヤマザクラ(続)

 ソンナコトキイテナカッタヨゥ…、の続きです(-\^

 まぁ、とりあえず試験堀りをしてみました。
ひえぇ〜、まったく掘ることはできません。ヒノキ山行き苗の植林ならともかくも、緑化樹としてのヤマザクラのポット苗(21a径)を植えつけるに十分な植え穴を確保できないことがわかりました。

 「マツの樹林の間にヤマザクラが点在している光景」をイメージした景観設計…、
だそうです(-\-

撮影 2010/1/22 京都市の標高80b地点にて

2010-01-23 11:41 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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ヤマザクラ

 里山にヤマザクラを植える…、とゆ〜ことで既存のマツ以外を伐採する作業に従事しました。

 かつては全山マツ林だったのでしょう。
アラカシ、シイノキの実生苗が生長しつつありました。

 こんな傾斜地に誰が植樹するのだろう…、と思っていたら、なんとその作業も我々が?!
ソンナコトキイテナカッタヨゥ(シクシク)


 撮影 2010/1/22  京都市にて

2010-01-23 11:25 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2010年01月16日(土)
クスノキ(続)

 震災後7年経過した大国公園のクスノキです。


 撮影 2002/1/14

2010-01-16 22:30 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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クスノキ

 1995/1/17 あの日から15年が経ちます。

 神戸市長田区のJR鷹取駅近くの大国公園のクスノキです。
震災直後の火災の延焼を食い止めたクスノキとして知られています。

 その後の成長は芳しくないようです。
2002年1月にも訪問していますが、樹肌の焼け跡は自己修復できずに止まっています。時間が止まったようにも思えます。

 撮影 2010/1/16 神戸市長田区にて

2010-01-16 22:24 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2010年01月08日(金)
ナギ

 ナギはマキ科で学名も[Podocarpus Nagi Zoll et Moritzi]で
世界的&学術的にも「ナギ」で通用する常緑樹です。
漢字では「梛」を使い、なんとなく魅力的です(^^

 暖地の神社に多い樹木で縁起木といってイイでしょう。
そのナギと北摂の公園で邂逅しました。

 ナギはやはり「凪ぎ」でしょう。
樹名から船乗りの安航祈願、そして葉脈の構造と強さから夫婦の「契り」に結びつけるのが妥当でありましょう。
財布に一枚入れておくと、安全祈願&家内平和にヨンロンシイ(^^

 (なお、画像の君はヤング伐採士のY君です。
  ナギの神力でチェンソー禍がなくなりますように…)

 撮影 2010/1/8 吹田市の公園にて

2010-01-08 21:35 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2010年01月06日(水)
トウネズミモチ(おまけ)
 
メチャクチャ、グチャグチャ、デゴザイマスガナ…



 
2010-01-06 21:37 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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トウネズミモチ(続)

 近影もどうぞご覧ください。

 撮影は1/6ですが、私が通行人として確認したのは1/5です。
果たして撤去措置は如何に?!
 
 
2010-01-06 21:27 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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トウネズミモチ

 トウネズミモチの街路樹が風で倒れた現場です。

 大阪では1/4の未明に嵐のような風が吹いたのでその被害だと思われます。
しかし、ホントの原因は根株付近の腐朽だったようです。

 都市樹木における危険木の典型的事例ではないでしょうか(-\^
倒伏位置が道路側でなかったことがせめての幸いでありませう。
短い長さの部分街路樹ですが近辺の個体にはキノコの発生が確認されました。

 トウネズミモチを街路樹に使う、古木で存在させておく、という現実にには個人的には「?」でゴザイマス。

 撮影 2010/1/6 大阪市淀川区にて



2010-01-06 21:12 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2009年12月18日(金)
コナラ(本編)

 諸般の事由によりこのような作業が選択されました。

 作業種は、物理的なことだけではなく、社会的な条件により各種の方法が存在し、そして選択実行されます(^^

 末口径が約50aで長さ4bの腐朽のない材が採れるコナラでした。
(つまり1立米の材ですね)
元玉を吊りあげたときは、この時期にもかかわらず樹液が滴り落ちました。夏期には、一瞬とはいえ、雨量20_クラスの雨のような樹液が落ちてくることがあるのです。

 そこで、一句…

  「コナラ玉 露の滴る 師走かな」


2009-12-18 22:01 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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コナラ(序章)

 特殊伐採の作業に従事する全国の諸兄は、きょうの寒さに負けていませんかぁ、そして安全作業の手落ちはありませんかぁ(^^

 道路拡張に伴うコナラの「特殊伐採」の現場です。
「特殊伐採」なる用語については、その定義を自分なりに言及したいと思っていますが、結構使い易く&理解しやすいように思いますので使ってみました(-\^

 撮影 2009/12/18 大阪府北部にて

2009-12-18 21:52 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年12月17日(木)
エノキ
 
 ケルテス樹芸、と名乗っていますのでエノキ=Celtis sinensis Pers.var.japonica Nakaiのことがどうしても気になるのです(^^

 大阪市東淀川区にて伐採されたエノキです。
旧堤防上にあったもので支障木としての判断で伐採された、とのことでした。(09/12/15)

 直径が約1bありますが、年輪を数えると以外に若齢で約70年ぐらいと判読しました。
年輪幅は最大で2a近くのものがありました。
同樹は20年〜30年生ぐらいの時期に飛躍的な肥大成長をとげる性質を
もっているのかもしれません。

 根元部は典型的な芯材腐朽を見ることができます。

 撮影 2009/12/17 箕面市にて


2009-12-17 21:11 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年12月11日(金)
モウソウチク(続)

 件のモウソウチクの林の整備が終了しました。
来春にはタケノコ堀りが楽しめることになるでしょう(^^

 画像の囲いはまるで砦のようです。
コレは間伐したタケの枝条を集積しておくいわばゴミ箱です。
以前からあったものが腐朽していたので外周を拡大したわけです。

 間伐竹の幹で囲いをつくっていくのです。
幹や枝条を持ち出し撤去できなかったので苦肉の策ではあります(^^

 竹挽鋸と番線&シノの道具群は必携でした。

 撮影 2009/12/10 某市にて

2009-12-11 10:04 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年12月08日(火)
キハダ
 キハダとはミカン科の落葉高木です。
羽状複葉でサンショウの親戚といってイイでしょう(^^、内皮が黄色なので「黄肌(きはだ)」です。

 「百草(ひゃくそう)」はキハダの皮が原料の日本古来の民間薬です。小旅行の土産に買い求めました(12/5)。
原料も製品も日本由来ですので、「漢方薬」ではなく「和薬」です。
キハダという樹木が古来より日本人の健康に貢献してきたのです。が、その樹木のことを認識している人は限りなく少ないと思われます。

  陀羅尼助(だらにすけ)は奈良・大峰山
  陀羅尼薬は愛媛・石鎚山
  錬熊(ねりぐま)は鳥取or島根

 これらは基本的にはすべて主原料は黄柏(オウバク)エキスでコレがキハダの内皮から採取されるのです。

 特用林産の泰斗である大沢章(1924- )氏の言葉を下記に引用してキハダ讃歌といたしましょう(^^

  ▲黄色い内皮をなめてみて、その苦さに驚きながらも、
   いろいろ役に立つことを発見してきたのは、長い間の
   経験の蓄積によるもので、民族の遺産とみてよい
   (『特産案内120種』(農文協 S51)

 撮影 2009/12/8


2009-12-08 21:11 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年12月05日(土)
ホオノキ
 飛騨の郷土料理「朴葉味噌」をいただく機会がありました。

 ホオノキの葉を鉄板代り?にする料理法です。
わが国の多彩なる樹木文化の一端を感じ入らざるを得ません。
葉が大きい、山野に多く自生している、火に強い?等々の条件が揃ったのでしょう。

 各地でも同様な食文化があったハズですが、飛騨地方はその文化が残存し、さらに観光産業により興隆している…、と理解してイイのではないでしょうか。

 落葉を採取し、塩水加工の後、プレスして商品になるようですが、その時期や選別にコツが秘められているのではないかと思いました^^

 撮影 2009/12/5 岐阜県高山市にて


2009-12-05 21:04 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年12月02日(水)
ヤマグワ

 ヤマグワ、すなわち山桑です。

 野生のクワ…、と理解してイイようです。
養蚕に使うマグワ(真桑)とは雰囲気が違います。

 樹肌を見た時は、ニセアカシアだと思っていました。
もし、葉がついていなければほとんど人はそう思うでしょう(^^

 総合的に判断して、ヤマグワということにしておきます。
樹高は15b近くある成木です。かつて北関東でよく見たクワをイメージするとイケマセン(-\^

 千里ニュータウンの緑地に複数で見ることができます。
この植栽来歴が気になるところでゴザイマス。

 撮影 吹田市にて 2009/12/2


2009-12-02 22:10 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年11月30日(月)
モウソウチク

 ここしばらく、モウソウチクの林での作業が続いています。
「竹藪」から「竹林」へ導入する人為的作業です。

 簡単なようで簡単でない実務ですが難しいことはありません(^^
諸般の事情から、事前施工計画が曖昧なまま進行してしまっています。

 竹を扱う作業は、事前の計画準備がそのほとんど占めるように思いました。

 撮影 2009/11/30 北摂某市の市有竹林にて

2009-11-30 21:38 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年11月13日(金)
オレイフ(付録)

 オレイフ(オリーブ)のオマケです(^^

 果実の「新漬」です。「塩漬」ともいいます。
この時期のみ食することのできる旬の食物です。

 国際的には地中海を、国内的には小豆島を、イメージできる味と表現しておきます(^^

 オリーブオイルとしての利用はよく知られています。
が、その果実を食することはあまり知られていないように思います。

 樹芸的には面白みのある樹木のひとつではないでせうか。


 撮影 2009/11/13 自宅にて

 
 
2009-11-13 21:37 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年10月25日(日)
特記(風倒木被害)

 先の台風禍による倒木被害の復旧処理に従事した(している)全国の作業員諸君、ケガはしていませんかぁ… (2009/10/8-9 台風18号)

 大阪北部では強風時が深夜から早朝という時間帯でもあり、午前3時に召集を受けた方や、翌朝からは処理で忙殺された方、また作業中に亡くなった方もあったのでした(-\-

 完全に地上まで到達して倒れている樹木ばかりではなく、懸かり木的に倒伏しているケースが多く、作業の難易度があがっているのではないかと察し申し上げます。

 当方の事例では、Y字状の大枝に、同じくY字状の倒木枝が引っ掛かった現場の作業がありました。
下方に遊歩道があるので除去の必要性がありました。いつまでも通行止めはできません。
難渋しながらもチルホールを操作する私の横に大人の胴の太さの5b材が墜落してくれるまで半日を要したのでした(-\^

 樹種はシイノキ、根返り転倒でした。




 撮影 2009/10/23 大阪府北部にて

2009-10-25 21:24 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年10月21日(水)
ソメイヨシノ
 ソメイヨシノの並木です。

 約1.3kmある堤防上の両側に約260本ある、というわれています。
樹齢は60±5年ではないかと勝手に推測しています。つまり戦後の植栽木だという推測です。

 数字は枯枝除去の連番数字です。
枯枝除去→番号記入→写真撮影→塗布剤処理という手間のかかる作業でゴザイマス(-\^、ちなみに番号は758本め…

 並木としての遠望は素晴らしいサクラ並木ですが、個体として観察すると枯枝や衰弱枝、錯綜枝、変形ヒコバエが目に付く樹木集団です。
整姿剪定が若年齢のとき実施されていないのでしょう。イイ樹形とはいえないサクラ並木だと思います。

 塗布剤のおかげで、道具や作業服はペンキ屋さんモードの連日ですぅ(^^

 撮影 2009/10/21 某所にて



2009-10-21 20:53 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年10月02日(金)
倒木被害(続)

 民法717条の一項とニ項です。

   土地ノ工作物ノ設置又ハ保存ニ瑕疵アルニ因リテ他人ニ損害ヲ
  生シタルトキハ其工作物ノ占有者ハ被害者ニ対シテ損害賠償ノ責
  ニ任ス(略)
  A前項ノ規定ハ竹木ノ栽植又ハ支持ニ瑕疵アル場合ニ之ヲ準用ス

 つまり樹木の管理に不完全な点があって他人に損害を与えた時
は、占有者もしくは所有者がその損害を賠償しなければならない、の
デス。

 今回の事案では、遠望すれば数年前の枯れマツ群が確認でき、その
管理に不備があるのは明白です。
倒木すれば、道路まで届く距離の立地です。

 しかし、聞き取りによればこの山林は民有林の共有地であること、
駐車禁止地区でありながら駐車場がわりに長時間駐車をしていた
こと、などからその交渉は簡単ではないでしょう(-\^

 早期に、市当局が指導をしておれば問題が起こらなかったとも
考えられ、市当局の不作為も遠因かもしれません。

 都市における樹木管理は簡単ではありませんね。



2009-10-02 21:57 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年10月01日(木)
倒木被害

 典型的な倒木被害のスクープ?画像を公開します(-\^

 放置されていた枯マツが倒れました。
隣接の枯マツに倒れ掛かり2本同時に倒れたところに駐車していた自動車がありフロントガラス直撃の惨事でした。

 道路近くの枯れたマツを放置していた山林所有者が悪いのか、駐車場替りに路上駐車する人も悪いのか…、通行人や通過車両に被害がなかっただけでも幸いとすべきかもしれません(-\^

 仕事で出向いた某団地の周辺道路で偶然に遭遇したのでした。
「危険木」という概念が身近になります。

 撮影 2009/10/1 滋賀県某市にて



2009-10-01 21:57 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年09月30日(水)
チャンチンモドキ

 見ることが稀な樹木のひとつ…、と言ってイイでしょう。
チャンチンという樹木もマイナーですが、そのチャンチンに似ているということでチャンチンモドキという和名がついてしまいました。

 …モドキ、という名称は著名なる名前の個体に似ているから命名されるのですが、知名度の低い名前にさらなるモドキを命名されてしまえばその知名度は激減してしまいます。

 チャンチンはセンダン科ですが、このチャンチンモドキはウルシ科です。しかしチャンチンはシンジュ(ニガキ科)に似ているのでシンジュモドキと言ってもイイぐらいです。
と、なればこのチャンチンモドキはシンジュモドキモドキとなっていても不思議ではないのではないでしょうか(^^

 実が美味しそうだったので食してみました。
「酸っぱい御餅」でゴザイマス。加工次第では食材になるでしょう(^^

 大木の群落です。
植栽木には違いありませんが、その来歴に興味がつきません。

 撮影 2009/9/30  京都市伏見区にて





2009-09-30 22:05 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年09月23日(水)
オレイフ

 オレイフとはオリーブのことです。

 「日本造園学の創始者」といわれる上原敬二(1889-1981)の有名著書である『樹木大図説』(S36年初版)のインデックスに使われています(^^

 小豆島には明治41年に本格的に導入されましたが、同著によれば文久年間(1861-1864)に渡来したとあり、前田正名(1850-1921)が明治7年に苗木を米国より輸入し明治8年に小豆島に植えつけたと記しています。

 樹木としてのオリーブが木理美しく、緻密で堅い、というのは意外です。
採果用栽培としては小豆島を中心とする瀬戸内ですが鑑賞樹としては西日本では散見されます。
原産地の西アジアでは高木になるようですが本邦では枝分かれの多い中木となります。

 小豆島ではオリーブの原木に詣でました。
品種がたいへん多いこと、オリーブ油は種子からではなく果実そのものから圧搾して採取することを知りました。要するに果実ジュースそのものがオイルというわけでゴザイマス(^^

 撮影 2009/9/22 小豆島にて 品種は果実最大種のジャンボカラマタ



2009-09-23 21:05 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年09月22日(火)
ホルトノキ

 小豆島へオリーブの原木の見学に行ったのですが、偶然に島内一のホルトノキの大木に出会いました。

 豊中市にはホルトノキの街路樹がありますが、毎年剪定されるのが原因なのか果実を見たことがありませんでした。
ところで、この果実ですが、オリーブにそっくりではありませんか(^^

 和名ホルトノキの語源がポルトガルの木とかオリーブと間違えたとか諸説がありますが、この果実を知っておればなんの違和感もなく受け入れることができましょう(^^

 学名Elaeocarpusは“オリーブの果実”の意味…、を知るに及んでホルトノキは私の愛する樹木群の仲間入りをしたのでした。

 撮影 09/9/20 香川県小豆島町福田にて 


2009-09-22 18:20 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年08月27日(木)
エノキ

 某工場敷地裏のエノキです。
大きいエノキ1本と小さなエノキ2本を撮影しています。

 さて、ここで樹木に関心ある学徒各位に模擬試験です(^^
「このエノキの画像を見て樹木学の見地から考えることを200字前後で述べよ」

 撮影 2009/8/27 豊中市にて

2009-08-27 21:17 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年08月25日(火)
コナラ
 
 コナラは北摂(ほくせつ=大阪北部や兵庫東南部)では最も多く見ることのできる樹木といってイイでしょう。
公園や施設での植栽木ではなく、いわゆる自然での状態で存在する樹木の次元でゴザイマス。

 “自然”とゆ〜ても、科学的には「二次林」です。
宅地開発のために二次林であるコナラ中心の森が伐採されました。
樹高は25b前後でしょう、切り株年輪から65年±αと読み取りました。

 北摂での二次林は、樹齢を考える場合、戦後(昭和20年)をひとつの区切りとして考えてもイイように思えます。

 画像を説明します。
Aは伐採人、Bはチルホールを繰っていた人(伐倒につき待避している後姿です)、Cは弛緩しているワイヤロープ。

 撮影 2009/8/25 川西市にて


2009-08-25 21:25 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年08月24日(月)
マテバシイ

 「よく会うけど君の名は?」
 「マテバシイ…、故郷ではマテと皆が呼んでるわ」
 「故郷ってどこ?」
 「南九州…、そう大隈半島…、万久郎峠あたりかしら」
 「房総半島ではなかったのか」
 「あそこは先祖の移住先って聞いているわ、ドングリを持った古代人が黒潮に乗って…」
 「たぶん食糧よ、あまり美味しくないけど食べることができる…」
 「役に立つ樹木なのよ私って、ウフフ…」

 Pasania edulis MAKINO
edulis=食べることのできる、の意味

 真夏の夜の夢物語でゴザイマシタ よしなに(^^

 撮影 2009/8/21 川西市にて



2009-08-24 20:37 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年08月17日(月)
アカガシ(続)

 葉の比較です。
同じ個体からの採取です。ほとんどが細葉ですが、一部に従来のアカガシらしさのある枝がありました。

 撮影 同日同場所

2009-08-17 20:09 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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アカガシ

 (ちょっと変わったアカガシがある…)
と気付いたのは今年の連休明けでした。

 再訪できたので再確認しました。
●葉がやや細いのがほとんどである
●樹肌が平滑でやや白い
●甲虫食痕跡がほとんどない
●枝の展開が矮性である

 アカガシは変種・品種が多いようです。(*)
さらなる観察を要する樹木となりました。
樹木観察は楽しいですね(^^

 (*)変種や品種は下記のとうり
・オオアカガシ var.megaphylla(Hayashi)Hayashi
・アツバアカガシ var.acutaeformisi Nakai
・キクアカガシ var.yanagidai Makino
・ヒメアカガシ var.yokohamensisi(Makino)Nakai
・シロスジアカガシ f.albivena Nakai
・アカスジアカガシ f.rosivena Nakai
・ヤナギアカガシ f.lanceolata Honda

 雑種として
・オオツクバネガシ Q.takaoyamaensis Makino
・イズアカガシ Q.idzuensisi Makino

 (参照)『有用樹木図説』(林弥栄著 誠文堂新光社 S44)

撮影 2009/8/17 川西市にて

2009-08-17 19:50 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年07月25日(土)
たらえふ
 
 「たらえふ」とはタラヨウのこと。
『樹木大図説』(S36 有明書房 上原敬二著)での項目ではこのように表記されています(^^
方言名は「エカキバ」とか「エカキシバ」 絵や字が書けることがその由来であることがよくわかります。

 インド経典を書いた「多羅葉」から和名のタラヨウが誤って命名された…、との解釈するのは『有用樹木図説』(S44 誠文堂新光社 林弥栄著)
陰樹と断言していますがコレはそのとおりだと思います。
暗い林内で整然としたイイ樹形でありました。はい。

 撮影 2009/7/24 川西市にて


2009-07-25 21:45 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年07月23日(木)
タラヨウ

 幹線道路の脇にショウヨウ(小用)で入ったところタラヨウがありました。

 ナニカヨウ(何か用?)とばかりに葉が問いかけていたような気がしてその場で書き込みました(^^


 撮影 2009/7/23 川西市にて


2009-07-23 21:20 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年06月11日(木)
メタセコイア

 メタセコイアは今年で「アラ還」です。

 その年齢が社会科学的に証明される樹木というのは多くはありません。年輪を読めば生物学的には証明されるのですが、それは根元での伐採が前提となります(-\^

 国内に現存するメタセコイアは1949/10に一本の苗木が持ち込まれたのを嚆矢とします。
つまり今年の秋で還暦を迎えます。
その後、1950/3に100本の苗木が導入されました。これらは北海道から鹿児島まで配布されました。

 「団塊の世代」と同じく、樹木にも「アラ還」があるのです(^^
 樹木に携わる関係各位はこぞってその還暦を祝うべきではないでしょうか。

 ちなみに、和名は「メタ・セコイア」もしくは「アケボノスギ」で、第一号を贈られた御方は後者の和名を好んでおられた…、とのことでゴザイマス。

参考文献 ●三木茂 著 『メタセコイア』 1953
        ●上原敬二著 『樹木大図説』  S36 
       画像複写は上記の『メタセコイア』より引用 1948年発見時

2009-06-11 20:47 | 記事へ | コメント(5) | トラックバック(0) |
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2009年05月25日(月)
ヤマザクラ
 
 「隠れ里のヤマザクラ」です。

 品種はエドヒガンだろうと推定しています。
「かくれ里」の概念は白洲正子(1910-1998)のエッセイで一躍有名になりました。

 このエドヒガンは公式上の名前は「分教場跡のヤマザクラ」のようですが、その立地を考えて私は「隠れ里のヤマザクラ」と勝手に命名しています(^^

 樹木医同僚が簡易の土壌調査をしています。
正式の診断以前の次元での私的な簡易作業です。
約20aのマサ土で盛り土されていることが判明しました(-\^
根系には絶対的悪影響といえましょう。

 撮影 2009/5/24 某所 標高350bの「隠れ里」にて

2009-05-25 20:56 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年05月21日(木)
ユリノキ

 ユリノキの花と葉を意識して撮ってみました。
(とゆ〜より撮ることができました)

 英名 Tulip Tree (チューリップツリー)
 和名 ハンテンボク(半纏木)

 この二つの特徴がすぐにわかるのではないでしょうか(^^
花は上向きに咲き、色彩が葉に類似しているので地上からは見る機会が少ない不遇の花といえましょう。

 風に折れやすい、とか、浅根性とか言われています。
その証左として過日、阪急電鉄宝塚線で近接の学校敷地にある同樹が線路上に倒伏して同線が一時運休してしまいました(-\^

 明治初期に伊藤圭介(1803-1901)が種子を入手して育てた…、という渡来説がある北米原産の落葉大喬木でゴザイマス。

 (追記)2006/5/14にも花を紹介しています。ご覧くだせぇ


 撮影 2009/5/21 豊中市 千里中央にて



2009-05-21 21:42 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年05月20日(水)
クスノキ

 クスノキの花を撮りました。
花のことはあまりに知られていません。

  ▲花は5月下旬開く、花はきわめて小さく花径およそ3_ 白色、後に淡黄色に変わる
   (『図説 樹木学』 岩田利治著 S48)

 しかし、もっと知られていないのはクスノキから採れる樟脳のことではありますまいか。
幕藩期には土佐藩や島津藩の専売制はいわゆる歴史として理解できるものの、明治36年の旧樟脳専売法にやや驚き、昭和22年〜昭和27年までのクスノキの使用制限(木材需給調整規制)でかなり驚き、そして昭和37年まで続いていた樟脳専売法には驚愕するのであります。

 合成樟脳の普及以前には国策でクスノキの大造林が進められていたその事実を、きわめて小さいクスノキの花を見て再確認したのでゴザイマス(-\^

撮影 2009/5/19 豊中市 千里ニュータウンにて

2009-05-20 21:12 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年05月17日(日)
イチイガシ(おまけ)

 豊中市の大門公園(だいもんこうえん)にはイチイガシが4本あります。

 うち2本は衰弱顕著木、2本は健全木です。
もとは灌漑用ため池でしたが昭和初期(だと思う)に埋め立てられました(大門池)。
したがってイチイガシの来歴はその後の公園化以降と推定されます。

 周辺各地での公園等ではシラカシやアラカシは見受けられますが、イチイガシを見ることはほとんどありません。
生食できるドングリでもあるので大切にしたいカシ類ではありますまいか。

 撮影 2009/5/10 同所にて


 (説明) ×が衰弱個体 ○が健全個体


2009-05-17 21:52 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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イチイガシ(続)

 約3年前の画像です。

 枝葉枯損の進行度合いがよくわかります。
根系周辺土壌がグランド整備や構造物埋設工事で固結され衰弱が進行してきたと推測してイイと思います。

 長年に耐えてきたのですから、一部分でも土壌改良を施せば二年後には甦るのではないかと思われます。
道路から目立つ立地ですので管理当局の対応が急務でありませう(-\^

撮影 2006/8 同所にて


2009-05-17 21:32 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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イチイガシ

 奈良では馴染み深いイチイガシです。
が、なぜかお隣なのに大阪では馴染みが薄いカシでゴザイマス(-\^

 豊中市で10数年来観察を続けている個体です。枯れそうで枯れないのです。
根系に原因があることは想像できるのですが、その耐久力には驚かされます。
シラカシやアラカシではとっくに枯死に至るか、樹高半分以下に枯れ下がっていると思われます。

 和名のイチイガシの語源は各説あるようですが、頑丈さや耐久力が「一位」というのがホントの意味ではなかったでしょうか(^^


 撮影 2009/5/17 豊中市の大門公園にて


2009-05-17 21:14 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年05月16日(土)
シナサワグルミ

 巷間サワグルミで通用しているシナサワグルミです。

 花穂(かすい=穂状に群がって咲く花)を撮ってみました。
別名はカンポウフウ。漢字表記がわかりません、んが本来はこの名前を使うべきだったと思うのです。

 山の樹としてサワグルミがありますが、市中で見かける公園樹や街路樹はそのほとんどが中国から渡来のシナサワグルミだといってイイと思います。
しかし、斯界ではサワグルミで通用しているのです(-\^

 生長がたいへん早いので街路樹に使うとその管理は容易ではないでしょう。
葉軸に翼があるのが本種でゴザイマス。

 
 撮影 2009/5/16 豊中市千里ニュータウンにて

2009-05-16 21:41 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2009年05月13日(水)
ミズキ(続)

 Cornus controversa Hemsl. これがミズキの学名。

 ▲春期発芽芽に幹枝を傷つけると多量の水分を滲出する。これが水木の名称を来した因であって水辺に生ずるという理由ではない。
 ▲枝序は整形、枝は正しく放射状に派生する・

 (『樹木大図説』上原敬二 S36)


 撮影 2009/5/13 同所

2009-05-13 21:26 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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ミズキ

 ミズキとの邂逅(かいこう)です。
思わぬところで山の樹であるミズキに“出会い”ました。

 花の時期でなければハナミズキと解して通り過ごしていたことでしょう(^^
花の時期と放射状に派生する枝からクマノミズキとは違うようです。

 ところで、ナゼ団地内にハナミズキではなくミズキが植栽されているのでしょう。
いわゆる「台木勝ち」の生長であればヤマボウシのハズです。仮にハナミズキの苗木に混じっていた…、として山の樹であるミズキと混同する可能性は低いでしょう。

 樹木観察って面白いですね(^^


 撮影 2009/5/13 豊中市千里ニュータウンにて

2009-05-13 21:14 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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