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海自が二度目の外国船救援・・・海賊被害多発]
2009年04月12日 15時57分
先日に引き続き、海自護衛艦が二度目の外国船救援を行いました。
警護対象外の外国船救助 海自艦2回目 防衛省によると、海賊対策でソマリア沖に派遣された海上自衛隊の護衛艦「さみだれ」が11日午後3時すぎ(現地時間同日午前9時すぎ)、マルタ船籍の商船から「不審な小型船が接近した」との無線連絡を受けた。
さみだれが大音量を出して撃退する「長距離音響発生装置」で呼び掛けたり、哨戒ヘリコプターを発進させたりしたところ、不審船が動きを止めたため、活動をやめたという。
[画像 1]
ソマリア沖のアデン湾で海上自衛隊が撮影した不審船=11日(海上自衛隊提供)
海賊対策:派遣部隊が不審船に警告 商船が救援求め 防衛省によると、11日午後3時8分(現地時間同午前9時8分)ごろ、派遣部隊が、アデン湾西部の日本関係船舶の集合海域で待機中、近くを東方へ航行中のマルタ船籍商船が無線で周囲の船に「海賊船に追われている」と救援を求めてきた。
護衛艦「さみだれ」が不審船まで約5・5キロに接近し、同3時半ごろ特殊なスピーカーを使って現地のソマリ語で海自艦艇と名乗ると、不審船は追跡を停止。4時40分過ぎ、艦載ヘリで上空から確認して不審船が追跡をあきらめたと判断、さみだれは現場を離れたという。不審船は半分沈没した小舟をえい航していた。
海自護衛艦、ソマリア沖2度目の不審船対処…武器不使用 11日午後3時10分(現地時間午前9時10分)頃、アフリカ・ソマリア沖のアデン湾で、海上自衛隊の護衛艦「さみだれ」が、約18キロ離れた海上を航行していたマルタ船籍の商船「パナマックス・アンナ」から「海賊に追われている」との無線連絡を受けた。
パナマックス・アンナの近くで航行していた不審船に対し、さみだれは5キロ余りの距離まで接近。大音響発生装置を使い、海自の護衛艦であることを告げたうえで搭載ヘリコプターを現場に飛ばしたところ、不審船はパナマックス・アンナから離れた。さみだれの武器使用はなかったという。
高速移動できる襲撃用小型ボートをえい航しているのが海賊船の特徴とされるが、防衛省によると、今回の不審船も小型ボートのようなものを伴っていた。ただ実際に海賊船だったかどうかは確認できていない。さみだれは、5回目の警護活動を終え、次の警護対象船が集まるのを待っていた時に無線連絡を受けた。
海自、ソマリア沖で2回目の不審船対処 大音響を発する装置を使って現地の言語で海自艦艇であることを伝えたが、不審船から応答はなかった。この船は、その後、商船を追いかけず現場海域にとどまっていた。「さみだれ」は1時間ほど警戒を続けたが、動きがなかったため、現場を離れたという。
海自艦がソマリア沖で外国船救助
海自艦、不審船に注意喚起=大音響装置で、ソマリア沖-防衛省
海自艦が2回目救助 ソマリア沖 外国船の要請受け
海自護衛艦、“海賊船”に2度目の警告
今回は船団護衛中ではなく、会合点で待機中に要請を受けたようです。また上空からヘリで監視も行ったとのこと。この不審船が海賊船だったかどうかは不明ですが、漁船との区別ができないからこそLRADのような非殺傷警告手段が重要ですね。
今後は船団護衛中に船団そのものに不審船が接近するということも起きるでしょう。
至近距離で撮影した海賊襲撃の瞬間
[画像 3]
7日午後、中国海軍の駆逐艦「海口」号と
「武漢」号が護衛航行中、海賊船による襲撃。
当日午後、中国海軍のミサイル駆逐艦2隻は、12隻の商船を護衛してアデン湾の西部から東部に向かう途中、数隻の海賊船から狙われました。中国艦隊はこれに気づき、迅速に艦隊の隊形を変え襲撃をうまく阻止しました。
海賊による被害は依然として増加の傾向にあります。先週から今週にかけては特に乗っ取りなどが多発していたようです。
ソマリア沖でまた海賊、貨物船乗っ取る 別海域で台湾漁船も
台湾漁船が海賊被害
ソマリア海賊、3日間で5隻の船舶を乗っ取り
中国、乗っ取られた台湾船を高度に重視
海賊発生海域が警備の手薄なところに移りつつあるという警告を米国防総省DoDも発表しています。
海賊、ソマリア東部沖合に活動移行と警告 米国防総省 米国防総省は7日、アフリカ東部のソマリア沖で多発する海賊被害について、海賊の活動海域が同国東部沖合に移行しつつ形跡があるとして海運業者、漁船に警告した。東部沖合では米軍、欧州連合(EU)、ロシアやインド各海軍艦船の哨戒作戦が手薄になっており、これを突いた活動の活発化としている。
各国海軍艦艇による直接警護・海域哨戒という海軍力による対処の限界が見えつつあるということでしょうか・・・?
少し前まで、マラッカなどの例として「アメリカ国旗を掲げた商船は襲われない。それはアメリカの軍事力が背景にあるからだ」等という言説がまかり通っていましたが、ソマリア沖においては通用しないようです。
ソマリア沖でまた海賊、貨物船乗っ取る 乗組員大多数は米国人 中東バーレーンにある米海軍第5艦隊司令部の当局者などは8日、アフリカ東部のソマリア沖で同日早朝、海賊が貨物船「マースク・アラバマ」を襲い、乗っ取ったと述べた。同船を運航するデンマーク企業によると、乗組員は少なくとも20人で、全員が米国籍。ケニア・モンバサ港へ向かっていた同船は米国旗を掲げていたという。
FBI交渉人に協力要請 ソマリア沖での米人船長連れ去りで 米メディアによると、米国船籍のコンテナ船がソマリア沖で一時海賊に乗っ取られ、米国人船長がボートで連れ去られた事件で、現場海域に駆逐艦を急行させた米海軍は9日、海賊側との船長の解放交渉のため米連邦捜査局(FBI)の交渉人に協力を依頼した。
拉致の船長の解放交渉にFBI参加、事態こう着 ソマリア アフリカ東部ソマリア沖で8日起きた、海賊による貨物船「マースク・アラバマ」乗っ取り、乗組員による奪還で、米国防総省当局者は9日、依然人質となっている米国人船長を釈放させるため米連邦捜査局(FBI)の交渉人に支援を求めたと述べた。
船長は、海賊4人が貨物船からの脱出に使った長さ8メートル余の救命ボートにいる。ただ、操舵不能の状態に陥り、漂流に近い状態だという。現場海域には事件発生後、米駆逐艦ベインブリッジが急行、海賊らを制圧した状態にある。
マースク社は、船長の釈放を最優先課題にし海賊と交渉を続けている。中東などを管轄にする米中央軍司令部はベインブリッジを支援するため別の複数の艦船を現場海域に派遣していることも明らかにした。
海自護衛艦に海上保安官が同乗していることを不愉快に思っている人たちは「海軍(海自)独力での海賊対処」を大声で掲げていたりしますが、米海軍はそんなことを考えているわけではないようです。今回は連邦捜査局にまで協力を求めた模様。人質交渉はどちらかというと保険会社や依頼を受けたK&R業者の仕事のような気もしますが、今回は米海軍が周囲を制圧下においているという状況のためでしょうか。
米海軍、救出に乗り出す ソマリア沖の船長人質事件 米海軍にさらなる負荷?
ソマリア海賊人質の船長、海中に飛び込むも脱出に失敗
米海軍が艦艇を追加派遣 ソマリア沖米貨物船の海賊事件
海賊が米コンテナ船襲撃、人質解放交渉続く
人質の米コンテナ船船長、脱出に失敗 ソマリア沖
アメリカ 追加派遣した第二陣艦艇が現場海域に
別の海賊が米国人船長を拉致の救命ボート探すと、ソマリア沖
海賊が発砲、米兵の接触阻む=ソマリア沖
海賊に襲われた米貨物船、ケニアのモンバサ港に到着
ソマリア沖海賊に拘束された船長、米兵による接近失敗
米海軍から事件解決の支援を要請された米連邦捜査局(FBI)は、出航前に乗組員の事情聴取を行う。関係者がCNNに語ったところによると、FBIは貨物船乗っ取りと人質拘束の犯罪捜査に乗り出す。アフリカで米国人が犯罪に巻き込まれた場合の捜査を管轄するFBIニューヨーク事務所は、今週末に現地に捜査チームを派遣する。
とはいえ、事態は未だに緊迫状態を保っています。救出作戦を実施すれば何らかの被害が出る可能性が膠着状態より高まります。それをフランス海軍が証明してしまいました・・・。
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作戦実行のきっかけとなったのは、交渉が決裂し海賊がヨットを移動させ始めたことにより、人質に危害が及ぶと判断されたことによるものでした。人質が一名死亡したものの最終的には解放できたというのは軍事作戦としては成功かもしれませんが、もし警察のHRTであれば失敗といえる結果なのです。
もっとも今回の場合、なぜ何度も海軍から海賊の危険があると警告を受けたヨットがこの海域に来たのかという根本的な問題がありますが・・・
更に、乗っ取り事件が発生したようです。
海賊:タグボート乗っ取り…乗組員は無事 ソマリア近海 ロイター通信によると、ソマリア近海のアデン湾で11日、イタリア船籍のタグボートが海賊に乗っ取られた。海賊情報を収集する「東アフリカ船員援助計画」(本部ケニア)の関係者が明らかにした。乗組員16人は全員無事とみられる。
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