法隆寺、は1993年12月に日本で初めてユネスコの世界文化遺産に登録された、世界的な仏教文化の宝庫です。
推古天皇と聖徳太子が607年に寺とその本尊「薬師如来」を造ったのが法隆寺(斑鳩寺)であると伝えられており、670年に一度火災にあいましたがすぐに再建され、飛鳥時代の姿を現在に伝える世界最古の木造建築です。

現在、法隆寺は塔・金堂を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とした東院伽藍に分けられています。広さ約187,000uの境内に多数の寺宝を持ち、国宝・重要文化財に指定されたものだけでも約190件、点数にして2,300余点に及んでいます。
西院伽藍には金堂、五重塔、大講堂、回廊、経蔵、鐘楼、中門、聖霊院、網封蔵、西円堂、南大門、東大門などの国宝建造物が並びます。正面に講堂、左右に金堂と五重塔を配し,廻りを回廊で囲む伽藍配置は,「法隆寺式」と呼ばれ、安定感を重視した配置です。
また、金堂には623年に止利仏師により造られたという釈迦三尊像,五重塔初層には釈迦の涅槃像土など東南西北の四面に様々な塑像、大宝蔵殿の百済観音像や夢違観音像など、多数の国宝仏があります。中でも百済観音像は、日本の仏像には珍しい八頭身のすらりとした姿を持つ美しい仏像です。
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