ニックネーム:hiroko
神戸市在住  A型 魚座  好きなこと: お寺めぐり、仏像、歴史もの、音楽などなど。
2010年01月24日(日)
南禅寺三門

南禅寺は臨済宗南禅寺派の総本山で、京都五山の上位格の寺院、最高位の禅寺として栄えました。

南禅寺の三門は、歌舞伎「楼門五三桐」で、楼上に住みついた大盗賊の石川五右衛門が、楼上からの
眺めを「絶景かな」と見得を切ることで有名になりました。

創建は鎌倉時代ですが、火災で焼失。現在の三門は江戸初期に藤堂高虎が、大坂夏の陣で戦死した
侍たちの冥福を祈って寄進したものです。禅宗様式の豪壮な建物で日本三大門のひとつ。楼上の
2階部分には縁がぐるりと取り巻き、ここから京都の市街地が一望でき、まさに絶景です。



楼上内陣には宝冠釈迦像と脇侍2像、十六羅漢像を安置し、天井には狩野探幽、土佐徳悦の筆に
よる鳳凰や天女の極彩色画が描かれています。宝冠釈迦像は、鎌倉時代に中国・宋から伝えられた
もので、禅宗寺院の三門の本尊としてまつられるようになりました。
2010-01-24 15:39 | 記事へ | コメント(4) |
| 鎌倉〜室町時代 |
2010年01月09日(土)
鳥羽離宮


鳥羽離宮は、平安時代後期に、白河上皇・鳥羽上皇が造営した壮大な
離宮で、白河上皇・鳥羽上皇・後白河上皇により院政が行われ政治の
舞台となったところです。当時は、 東西約1.5km、南北約1kmの
広大な敷地に苑池・各殿舎・堂塔が建ち並び、「都遷り(みやこうつり)
がごとし」といわれるほどのものでした。

院政期の鳥羽は,京・白河とともに政治・経済・宗教・文化の中心地
でしたが、南北朝時代の戦火によって、多くの建物が焼失し、その後
急速に荒廃しました。



現在、鳥羽上皇の勅願によって建てられた安楽寿院、北向山不動院(王城守護のために、不動明王が北向きに安置されています)、
そして鳥羽離宮の鎮守社であった城南宮に当時の面影が残っています。

2010-01-09 19:18 | 記事へ | コメント(0) |
| 奈良〜平安時代 |
2010年01月02日(土)
城南宮

京都・伏見の城南宮は、794年の平安京遷都に際し、都の南方に鎮まり国を守護する神とされました。

平安中期には、白河天皇が鳥羽離宮を造営し、城南宮はその域内に入って栄え、代々の天皇、上皇もしばしば行幸しました。また、平安時代に上皇や貴族らが熊野や吉野に詣でる時、道中の安全を祈って身を清め祈願したことから、方除けの神として信仰を集めるようになりました。


応仁の乱で荒廃しましたが、江戸時代に復興され、幕末の鳥羽伏見の戦いでは、薩摩藩兵の鳥羽方面の本営となりました。

城南宮の神苑は、白河上皇が源氏物語の光源氏の大邸宅「六条院」の庭園をモデルに、四季の庭を備えた庭園を造営したと言われています。「春の山」「平安の庭」「室町の庭」「桃山の庭」「城南離宮の庭」の、趣の異なる5つの庭から構成され、それぞれの庭には源氏物語に登場する100余種の花が植えられて、「源氏物語花の庭」とも呼ばれています。
春と秋には平安の庭で「曲水の宴」が催され、平安貴族の雅な遊びを再現します。



2010-01-02 17:58 | 記事へ | コメント(2) |
| 奈良〜平安時代 / 源氏物語 |